お客様と製造現場の調整をしながら
お客様の要望に応えたい

営業担当2012年入社 K.S.

入社して6年。現場で射出成形の技術を一通り身に着け、技術職から営業職へ転向。 現場経験を活かし生産計画と品質管理を行う。お客様の要望に応えるため、お客様と現場との調整役に徹している。

Interview 01

これまでの仕事内容や失敗・成功談は?

山田プラスチック工業へ入社から約3年間は、射出成形の現場で成形の仕事に従事。 工場の仕事と言ってもライン作業ではなく、入社してすぐに1台の射出成形機械を担当します。
周りの先輩方がやさしく教えてくれる反面、覚えることが多く体力的にもきつかったのを憶えています。その中でも最初のハードルは金型の交換作業でした。大型のプラスチック製品が成形できる機械を扱うので、5t以上ある金型をクレーンで吊るし機械の中に設置するのですが、プラスチックの材料が出てくる5mm程度の穴に金型をピタリと合わせないといけないんです。一度金型をぶつけて外側を壊したことがありました。幸い外側の部品を交換するだけで修復できたので助かりました。
そして射出成形で一番難しいのは、綺麗な製品を成形するための射出条件を調整することです。材料を入れる速さ・圧力・射出速度・樹脂の温度など、様々な要因から原因を特定して調整しなければいけないので経験を積んだ先輩社員でもすぐに条件をだすのは難しいですね。金型設置後に早い段階で条件が出ると嬉しさはひとしおです。

今後のやりたい仕事や目標とは?

その後上司が声を掛けてくださり、営業を担当することになりました。
現在は、先方からきた注文書に目を通し、現場への成形指示をするための生産計画を立て、できあがった製品を出荷することが主な仕事です。
私のスタンスは、お客様の要望に応えること。納期の前倒しや追加注文など急な依頼も少なくありません。現場サイドに負担をかけることになるので、お客様の要望と現場の負担をうまく調整できるようになるのが私の課題です。現場経験があっても仕事量を見誤ることもありますし、繁忙期に追加生産の依頼をすると組立スタッフから叱られることもあります。大変な状況に直面しても、お客様の要望に応えたいですし、失敗しても一緒に誤りに行ってくださる上司がいますので、営業の仕事にやりがいを感じています。
これからは製品の図面を見て金型の設計や、積算ができるようになってもっと営業スキルを上げていくことが今後の目標です。

1日のスケジュール

7:50
出勤
8:00
製品出荷準備

製品の在庫量や前日の生産量を確認して、その日の出荷先や納品内容を準備。

12:00
昼食

事務職の同僚と昼食。お弁当を持ってくる社員が多いです。

13:00
お客様のところへ配送

自分で直接先方へ製品を納品してお客様とコミュニケーションをとっています。

16:00
デスクワーク・組立の手伝い

翌日以降の出荷分を把握し、在庫量を確認してから生産計画を立てます。時間があるときは組立ライン作業を手伝うことも。

20:00
退社

就職を考えられている方へメッセージ

バイクのカウルや日用品などのプラスチック製品を作っている会社ですので、自分が成形した物を街などで見かけると嬉しい気持ちになります。また、ライン作業ではなく個人で成形する個人作業がほとんどですので黙々と自分の仕事ができ成形技術も身に付きます。
ユニークでおもしろい社員や若い社員が多いです。わからないことがあれば先輩達がやさしく教えてくれますので働きやすい環境だと思いますよ。

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