班の生産性と技術を高めながら
自分の成形技術ももっと高めたい

成形担当 班長(A班)2005年入社 H.O.

担当製品の割振・技術指導・成形トラブル解決が班長の仕事。若手社員に厳しい態度をとるのは班全体の生産性と技術を高めるため。若手社員に教えるためにも自分の成形技術をもっと高めていきたい。

Interview 03

現在の役割や仕事内容は?

2005年に入社してから約8年間、射出成形スタッフとして成形を行ってきました。 それからA班の班長になって約5年になります。自分の班のメンバーがその日担当する製品を割り振ったり、成形原料の準備などの段取りと成形中のトラブルを解決することが主な業務です。射出成形は金型を機械に設置して材料を入れ、機械のスイッチを押せば、意図した通りの綺麗な製品が出てくる訳ではなく、製品に合わせて細かな成形条件を設定しなければなりません。条件が合わなければ、様々なトラブルが発生します。日々大なり小なり発生する成形トラブルの原因や解決方法を探り、高い品質の製品が成形できる条件をアドバイスしています。
成形技術や経験が浅いとそのトラブルがなぜ起こっているのか予想もつかないことや、金型や成形機械そのものを壊してしまうリスクがありますので班長としての責任は重大です。班長になる前は人に厳しい態度をとることや、叱ったりする性格ではなかったのですけど、社員の世代交代で若手社員が増えてから現場の雰囲気を引き締めることや、若手社員を叱ることも多くなりました。

今後のやりたい仕事や目標とは?

日々様々なトラブルを解決していくことで経験が積み重なり、経験したことを若手社員に教えることができるようになってきましたが、まだまだ自分自身の成形技術を高めて若手社員に教えていきたい。射出成形の奥は深く、成形する製品の種類も多いこともあり覚えることもたくさんあります。
また海外から実習生を迎えるので、実習修了時プラスチック成形技能士2級の資格を取得してもらうためにも、成形の知識や技術を教えることができないといけません。まずは自分がプラスチック成形技能士2級の資格を取得するのが直近の目標です。月一度上司が開催している成形の勉強会にも参加してみようと思っています。

1日のスケジュール

7:45
出勤
8:00
担当製品割振り

B班の班長と生産状況を共有してA班のメンバーが担当する製品を割振り。

8:30
成形機械の稼働状況を確認

機械の稼働状況を確認しながら、原料の不足分やトラブルがないかを把握。

9:00
原料調整の指示

各メンバーへ担当している製品の原料の配合や追加を指示。

9:30
成形・トラブル対応

自分が担当している製品を成形しながら、班メンバーの成形トラブルを解決。

11:00
メンバーの休憩・交代を検討

メンバー間で休憩を回すための段取り。
一時的に成形を止めるのか、事務員の交代が必要かを生産状況に応じて検討。

11:30
昼食
12:00
成形・トラブル対応
14:30
メンバーの休憩・交代を検討
15:00
休憩
15:30
成形・トラブル対応・翌日の段取り

成形・トラブル対応を行いながら、B班へ生産状況を共有し翌日の段取りを行う。

20:00
退社

就職を考えられている方へメッセージ

社長との距離が近い会社ですので、仕事のことやプライベートのことなど何でも話を聞いてもらえる環境です。
また若手社員が多いのですぐに仲良くなれると思います。会社でバーベキューをしたり慰安旅行や研修はありますが、会社の行事としての強制的な飲み会などはなく、仲良い社員同士で休みの日に集まって楽しんでいるイメージですね。仕事とプライベートを分けたい方にはぴったりの職場ですよ。

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